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ARAO LIFE

荒尾での生活の日々を綴ります。

平戸松浦家のひな人形と平戸旅

  • 執筆者の写真: tsuneyoshishirai
    tsuneyoshishirai
  • 2018年1月29日
  • 読了時間: 2分

今年も「ひなの国 九州」の季節になっていますが、一足早く、1月10日から平戸の松浦史料博物館において、「平戸松浦家のひな人形」が展示されています。

平戸藩松浦家の屋敷が現在は松浦史料博物館になっています。ここでは平戸6万1千700石の松浦家第35代煕(ひろむ)に、奥州白河11万石藩主で「寛政の改革」で有名な松平定信の娘・蓁姫が1808年の嫁いだ時のお雛様と雛道具が飾られています。

梨子地に金の蒔絵で松竹梅が施された道具は100点にも上り、花嫁道具のミニチュアとして作られたそうです。

大名家の婚礼の雛道具は当時の美術工芸の頂点で、当時の職人さんの緻密な技がわかります。また、孝明天皇から下賜された十二支の御所人形も一緒に展示されていますので、必見です。

元々、この資料館は松浦家39代陞(すすむ)氏により資料等を寄贈され設立されたものです。松浦家に伝わった資料3万余点の内、豊臣秀吉のバテレン追放令(キリシタン禁制定書)や大名婚礼調度品、日蘭貿易で得た貴重な資料約200点を展示しています。

【公益法人松浦史料博物館】

住所:長崎県平戸市鏡川町12番地

開館時間:午前8時30分~午後5時30分

休館日: 年末年始のみ(12月29日~1月1日)

電話:0950‐22‐2236

HP:http://www.matsura.or.jp/

料金:大人510円、高校生300円、小・中学生200円(その他、団体料金、割引料金あり)

次に平戸オランダ商館に行きました。松浦資料博物館と共通の利用券があります。

この建物は1609年に設置された平戸オランダ商館の1639年築造の石造倉庫を復元したものです。内部には、日本とオランダ貿易の様々な物が展示されています。


また、現在「Hafu2Hafu」という平戸オランダ商館企画展をおこなっています。これは、ハーフとして生きることは、何を意味するのか?という日本人とのハーフのアイデンティティをテーマにした展示です。小規模な展示ですが、面白かったです。3月15日までです。


【平戸オランダ商館】

住所:長崎県平戸市大久保町2477番地

住所:開館時間:午前8時30分~午後5時30分

休館日:毎年6月 第3火・水・木曜日

電話:0950-26-0636

料金:大人300円、小・中・高生200円(その他、団体料金、割引料金あり)



平戸の市街地は、平戸港に2時間まで無料の駐車場があるので、そちらをご利用いただければと思います。食事は駐車場近くの旬鮮館が安くてお勧めです。




 
 
 

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