御興来海岸
- tsuneyoshishirai
- 2019年1月27日
- 読了時間: 3分

熊本の観光地というと阿蘇!という人が多いのですが、名前は知らずとも、この海岸の風景を見たことがある人は多いのではないでしょうか?熊本県宇土市にある御興来海岸(おこしきかいがん)です。

御輿来海岸は干潮時、干潟に美しい砂紋が現れます。その昔、景行天皇が九州遠征の際、この美しい海岸線に目が留まり、しばし御輿(みこし)を駐め見入られたという”伝説”からその名がついたとされています。そして現在「日本の渚百選」・「日本の夕日百選」に選定される景勝地となっています。
余談ですが、伝説の景行天皇ですが、九州遠征を観光に取り込んでいるか否かで、その後の観光地としての発展、現在の観光地の発展に大きく影響している気がします。これを上手く取り込んでいる自治体は、観光地としてそれなりに発展しているような気がします。熊本県山鹿市とか。でも、九州一円に来ているのですよね。あくまでも伝説ですが。
熊襲征伐に九州に来たのだから、九州の民にとっては良い印象はないと
思いますが。。。。。。

この御興来海岸ですが、当然干潮時に来ないと砂紋は見られません。キレイに拡がる砂紋を見るには大潮の時が良いようです。個人的には中潮でもそれなりに見れると思っています。
見る場所は海岸に降りても良いのですが、「御輿来海岸干潟景勝の地」が全体を見まわすことが出来てお勧めです。写真は全てここで撮ったものです。時間は下記のWebサイトを参照にして下さい。
特に干潮と日の入りが重なる時間は多くの人が集まり、年に数回というこの日には500~600人の人が集まるそうです(僕は残念ながらその日には行ったことがありません)。あとは満月と干潮が重なる日に深夜にも関わらず10人くらいの人出があるくらいでしょうか?
それ以外の日は人はまばらです。

ちなみに、北極星が雲仙普賢岳の右側にあるので、星を北極星を中心に回して撮ることも出来ます。夜は地元のカメラマンくらいしかいないので、お勧めです!

ここに来る人はほとんどが車で来るのではないかと思います。「御輿来海岸干潟景勝の地」は小さな山の上にあり、10数台レベルの駐車場があります。しかし、人気の日には駐車場が全然足りないので、天草街道57号線から入って直ぐの場所に臨時の駐車場があり、ここを利用することになります。そこからは結構歩きますが。
でも、57号線からの入り口が結構分かりにくく、道も途中結構狭いので(でもほぼ一方通行)、網田海岸公園に停めて歩くのがお勧めです。10分くらい歩けば「御輿来海岸干潟景勝の地」に辿り着きます。
夕陽と干潮が重なる日でなくとも、一度は見ておきたい場所です。

【御輿来海岸干潟景勝の地】
所在地:宇土市下網田町
アクセス:JR三角線網田駅から徒歩約15分
駐車場:あり
HP:https://www.city.uto.kumamoto.jp/utomonogatari/q/static/hinoiri/
お問い合せ:宇土市経済部商工観光課 TEL.0964-22-1111(内線612・613)
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